前回の続きです。
今の職場のことをトータルで考えてみて
と思った方はあらためて転職という選択肢を入れましょう。
(前回記事の転職理由2つ以上当てはまってしまってる人は必然かもしれませんね。)
転職するのあたってはいろいろなパターンが考えられます。
- 友人の職場の話を聞き、紹介してもらう
- 自分で転職サイトを見て検討し応募する
- 転職エージェントに相談する
さまざまな転職方法
1. 友人に紹介してもらう
仲のいい看護学校の同期や今の職場から転職した同期と会って話す機会は結構あると思います。(通称 愚痴飲み会)
そういった場で友人の職場の雰囲気や待遇などの情報交換をして
「うちの病院いいよ〜うち来なよ〜紹介料出るから半分こしよ〜」
なんて誘われたことありますよね?(笑)
わたしははじめての転職ではこの方法で看護学校の友人の職場を紹介されて働くようになりました。
たまたま友人と同じ部署に配属されたため、イヤな事もありつつも互いに励ましあって楽しく仕事をすることができました。
メリット
- 友人がいるから心強い
- ほぼ確実に就職できる
- 紹介料半分もらえる(笑)
友人がいるから心強い(メリット)
これが1番のメリットですね。
職場の雰囲気や人間関係、要注意人物(笑)などのそこで働いている人だけが知りうる情報を手に入れることもできます。
また友人の同期など仲のいい人を紹介してもらうなどひとりで就職するよりかは、かんたんに仲間の輪を広げていくことができるのも特徴です。
ほぼ確実に就職できる(メリット)
友人からの紹介なのでよっぽど面接で大きな失敗をしない限りはほぼ確実に就職することができます。
しかし看護師業界は売り手市場なためそこまでのメリットとは言えないかもしれません。
(友人には)紹介料が出る(メリット?)
これは就職する場所によってなのですが看護師は万年人手不足であり7:1看護の基準を得る(診療報酬がupする)ために看護師を紹介すると紹介料がもらえます。
相場も場所によって違いはありますが大体5万〜10万円程度ですね。
ただしそこの職場の指定する期間(半年〜1年程度)以上は辞めずに仕事を全うしていくのが条件です。
あとは友人との話しあいですね。
わたしはいい職場を紹介してもらったので受け取りませんでした。
(その代わりにを飲み代を奢ってくれました。そういう関係もいいでしょ?笑)
デメリット
- 友人と同じ部署になるとは限らない
- 就職してみて自分に合わなかったらやめにくい
友人と同じ部署になるとは限らない(デメリット)
これはもうしょうがないことです。ほぼならないと考えていた方がいいと思います。
紹介してくれた友人の診療科にどうしても興味があるなら面接で強く希望するのは全然ありだと思いますが
上層部の人はあまり仲のいい人同士を同じ部署にすることを嫌う傾向にあります。
(一緒にサボるとでも思っているのでしょうか?笑)
同じ部署の人と恋愛関係になり、付き合っていることが周りのバレてしまうと
どちらかが部署移動させられてしまう傾向にあります。
実際にこれはありました。この時はケンカしたり別れたりすると職場の雰囲気が悪くなるからという理由でした。
このように友人と一緒の部署になる可能性は低いです。
就職してみて自分に合わなかったら辞めにくい(デメリット)
これが1番のデメリットです。
やはり人には合う合わないがあるため紹介してくれた職場が自分の肌に合わないということはありますよね。
そんなときにすぐに逃げたくても紹介してくれた友人の顔をつぶすことになります。
またかんたんに退職してしまうと友人関係にヒビが入ってしまう可能性もあります。
どうしても肌に合わないときは友人にちゃんと合わない理由を言ってしっかり相談しましょう。
それだけで解決することもありますよ。
2. 自分で転職サイトなど見て検討し応募する
自分で情報を仕入れて自分で直接連絡する方法です。
新聞の折込チラシや雑誌の求人などではなくほとんどの人はスマホですよね?
夜勤中に時間ある時や仕事中にイヤなことがあって酒でも飲んでいる時にスマホを開けて
下記のような広告見て
求人情報見るときありますよね?
「あ〜あ。もっと給料いいところで働きたいな〜」
「もうあいつ(鬼上司)のいないところで働きてぇ〜な」
とネガティブなことをつぶやきながら他の職場の情報を何気なく見ていませんか?
(わたしは今でもこれやります 笑)
わたしの2回目の転職のときはこれでやりました。
自分で転職サイトで情報収集して自分で直接連絡して就職しました。
メリット
- 自分の好きな時に好きなタイミングで探せる(辞められる)
- 直接、応募してきてくれた方が歓迎される
- サイトのクチコミを見ながら酒がすすむ(笑)
自分の好きな時に好きなタイミングで探せる(メリット)
気ままに探せます。転職サイトでさまざまな病院をみて
「ここキレイなところだな」
「給料高いな〜」
と思いにふけられます。(強引なメリットやな)
転職サイトに登録して情報見るとしつこく電話やメールが来るのがイヤな方は
きっちりと「連絡はしないでください」って言えば来なくなります。
また転職サイトに載っていない非公開求人のところも家の近所を散歩していたり、街へ出かけているときに見つけることができるかもしれません。
家の近所で探している方には掘り出し物が見つかるかもしれません。
(さりげなく病院あると見ちゃいますよね?職業病)
直接、応募してきてくれた方が歓迎される(メリット)
わたしが自分で連絡して転職した際の話です。
面接した時にそこの採用担当に
「直接連絡してくれてありがとうございます。エージェント通してくると結構無理なこと頼まれたり、すぐに退職する人が多くて・・・」
と言われたことがあります。結果はもちろん採用。
あとで採用担当に聞いてみると
- 結局エージェントに余計に払うコストが高い
- 条件などで無理な交渉してくることが多い
- 相対的にエージェント通してくる人はすぐに退職する人が多い
といったことを話していました。
やはり求人先に直接連絡した方が感謝されることが多いです。
友人から聞いた話なので不確定要素はありますが
同時期に就職し看護師歴も同じで転職エージェントを通して就職した人と
直接連絡して就職した友人とではボーナスの額(直接連絡の友人の方が多かった)が違ったそうです。
2人で事務へ聞きに行ったら
やはり転職エージェントに支払ったコストがあるためボーナス査定が多少違うと言われたそうです。
場所によって違うので一概に全部の病院(施設)がそうだとはいえません。
むしろその職場だけかもしれませんが実際にあったことみたいなので頭の片隅にでも置いて置いて損はないと思います。
サイトのクチコミを見ながら酒がすすむ(メリット?)
メリットにあげておいてなんですが、ご自由にしてください(笑)
デメリット
- 面接日、面接ポイントなど自分で決めて動かなければならない
- 給料交渉しにくい
- ブラック企業にあたってしまう
面接日、面接のポイントなど自分で決めて動かなければならない(デメリット)
自分ですべて動いていくため、面接の練習やポイントも自分で考えていかなければなりません。
もちろん面接が苦手でない方なら、なんてことないことですが苦手な方にとっては結構重要なことです。
給料交渉しにくい(デメリット)
これはもうほぼほぼ難しいです。
面接の時には給料のことは聞きますが、もちろん給料交渉なんてしてはダメですし内定もらってから契約の際にしようとしても正直難しいです。
ブラック企業にあたってしまう(デメリット)
これ怖いですよね?
意外と求人情報がサイトによっても労働条件の書き方が違うこともあります。
こういうところは結構怪しいので
実際に面接時や見学時にしっかり聞いておく必要があります。
労働契約を結んでから条件が思っているのと違うなんてこともあるので注意しましょう!
3. 転職エージェントに相談する
これはもう今や当たり前のことで看護師のみなさんは何かしらの転職エージェントや転職サイトに登録している方は多いのではないでしょうか?
いまさらメリットやデメリットをいうまでもないかもしれませんね。
いろいろある転職エージェントの中でどのエージェントがいいのか?
悩みますよね?ハッキリいいます!
どこのエージェントでも同じだとわたしは思います。
要はいい担当者に出会えるかどうかであると思います。
ごめんなさい!言ってみれば完全に運であるってことになってしまいますね。
これはわれわれ看護師にもいえることです。
患者さん自身にとって自分にあった、いい担当看護師に当たらなければ……
どういうことかわかりますよね?
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まとめ
- 友人に紹介してもらう
メリット→心強い デメリット→辞めにくい - 自分で転職サイトなど見て検討し応募する
メリット→直接応募の方が歓迎される デメリット→ブラック企業に注意 - 転職エージェントに相談する
ポイント→どのサイトがいいかより自分にあったいい担当者に当たるか
どの方法をとっても新たな一歩を踏み出すのは自分自身です。
前回の記事にも書いたように
転職する前にもう一回立ち止まることも必要です。
後悔のない転職をしていい看護に集中していこう!