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お叱りを受けるのは当然なので覚悟しよう!
看護師として仕事を始めてから先輩や上司に叱られたり注意されたことが1回もないって人は(今どんなに優秀な人も)まずいないと思います。
人間は失敗をし指導や注意を受けるのを繰り返して成功という形になっていきます。
『叱られるうちが華』って言葉があるように今まで一度も怒られたことがない人はこれから大きなミスをする可能性が高いと考えます。
叱られるのはあなたのことが嫌いだから?
人間誰しも叱られらり、注意を何回もされると当然気分が落ちていきますよね?
(目の前ブルー)
わたしもそうです。(よく奥さんに怒られてる)
失敗して言われることはだいたいみんな同じようなセリフですよね。
- さっき(このあいだ)も言ったよね?
- いつまでかかってるの?
- ちゃんとわかってやってる?
- なんで報告しないの?
大体上記にようなことを言われます。
しかしそれは決して新人さんをいびりたいとか、あなたのことが嫌いだからではありません。
- さっき(このあいだ)も言ったよね?・・もう一回説明しよか?
- いつまでかかってるの?・・・・・・時間かかってるけどパニくってる?
- ちゃんとわかってやってる?・・・・エビデンス知らないと医療事故につながるよ。
- なんで報告しないの?・・・・・・・ちゃんと自分も守らなきゃ。
言い方にもよって伝わりづらいと思いますが、ただベテランさんは叱っているのではなく上記のような意味を込めていることが多いです。
ブルーになる言葉の真意
さっき(このあいだ)も言ったよね?
こう言われたときは大体、何かを質問されたり同じ失敗を繰り返しているときですね。
しっかり話を聞いて理解できていたのか?復習はしているのか?を確認するために出るセリフです。
先輩はおもに失敗やミスをすることによって患者さんに不利益を被ってしまうのを防ぐために言っていることが多いです。
そのためには理解するまで何度でも説明する覚悟はしています。
不安があるなら聞いてもらって大丈夫だと思います。
しかしだからといって予習復習をするように言われたのに何もやってこないで何回も聞くのはやめましょう。
(相手も人間ですからカミナリ落としてきます)
仏の顔も三度までですよ。
いつまでやってんの?
これは新人さんに作業を任せているがなかなか終えることが出来ず、患者さんの元から戻ってこなかったり、ずっと同じ場所で作業していると言われます。
患者さんの元から戻ってこない場合は
何かトラブっている(採血が困難で取れない、患者さんの話が長くて戻れない etc)のではないかと心配しています。
(もちろん患者さんの前で「いつまでやってんの?」とは言いませんよ)
また、やはり入院業務などに手間取っていたり、やること多すぎて混乱してそうなときに確認の意味で言います。
ちゃんとわかってやってる?
これはわかっている風に作業をなんとなくやっていそうなときに言われます。
ナースの仕事現場で正直、こわいことにこの上記のようなことは新人さんに限らずあるんです…..
ベテランさんでも「先生の指示だから」と思考停止のまま、何でそれをやるのか?エビデンス(根拠)も知らずに施行する人も中にはいるのは事実です。
ドクターも人間なのでまれに間違えること(ヒューマンエラー)だってあります。
それを意味がわからずそのままナースが施行してしまったら…..
(ね?言わずもがなでしょ….)
それを防ぐためにも、またその思考(わかっている風)のまま何となく年数だけ重ねてほしくないために指導
も兼ねてます。
なんで報告しないの?
バイタルサイン測定して発熱があった。
血圧いつもより低かったとかはドクターに報告しようとか考えますよね?
ドクターに報告するともちろんいろいろな指示が出ます。
「血液培養採ってください」
「抗生剤点滴で始めます」
「DOAすぐに始めて」
って言われてすぐに自分で動けるなら構いません。でも新人さんでいっぺんに指示されてこなせる自信ありますか?
なんか忙しそうにわちゃわちゃしているな。ってこちらから声をかけるとよくわからない状態でパニックになっているなんてときに(前置き長かった….)言われます。
ドクターに報告するのはもちろんダメではないですが、歴戦の先輩たちはある程度ドクターの指示を予想(アセスメント)できます。(だから仕事で動けるんですね〜)
そのため「〇〇さんの熱が〇℃なのでドクターに報告します!」って一言くれれば、すぐに手を貸せるかもしれません。(ドクターへの報告方法もコツあるのでいずれ書きます)
ひとりで全てやってしまうと何かアクシデントが起きた時に責任問題に発展することもあります。
些細なことでも報告または相談してくれるだけで重大な事故を防げるかもしれません。
まとめ
- 叱られるというのはイビリたいわけでも嫌いなわけでもありません
- しっかり業務手順を理解して仕事にのぞもう(同じことを聞くのはMAX2回くらいまでにしよう)
- ひとつひとつ自分のやることのエビデンスを深めていこう
- 報告・連絡・相談は自分の身を守ることにつながる
- 叱られているうちが華!
以上のことを踏まえていけば叱られても少しは気が楽になるのかなと思います。
それでも叱られます(笑)
でも叱られることがあるから成長できるんです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
あなたが叱られるのはそこに愛があるから!