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わたしは新人(初心者)なので…..は絶対だめ!
さていよいよナース生活のスタートです!
まずは入職してからの流れを見ていきましょう。
オリエンテーション
入職してからはじめの2週間〜1ヶ月は業務内容や基礎看護技術のオリエンテーションを開いてくれるところが多いと思います。(まれにいきなり病棟ってとこもあるかもしれませんが……)
- 各部署の紹介
- 採血を同期同士で採りあう
- 看護記録の書き方を習う etc…..
基本的にどの部署でも共通する内容を学習します。
オリエンテーションが修了すると各部署への配属発表があり一喜一憂します(笑)
「よっしゃ!希望していた科に配属だ〜!」
「あの看護技術のオリエンテーションしていた怖そうな主任さんの部署か〜終わった・・・」
なんて具合ですね。
そこは『住めば都精神』ってことでとりあえずあきらめましょう。(笑)
意外と偉い人たちがオリエンテーションの様子を観察して、あなたにあってそうな部署を
検討していたりします。たぶん….
病棟オリエンテーション
そして各部署に配属され部署毎のオリエンテーションを行ない
先輩ナースのシャドー(先輩について回って仕事ぶりを見学すること。←これやられる先輩もめっちゃ緊張するんだよね〜。)をします。
それが終わると患者さんの情報収集をしていよいよ自分が患者さんを受け持つこととなります。
さあドキドキの始まりだ〜(笑)
とまあ入職してからの流れはこんな感じです。
新人という肩書きを出すのはだめ
ちょっと話が逸れましたがここで本題です。
「わたし新人(初心者)なので……」は絶対だめ!
これもプリプセター経験上、仕事し始めて2、3ヶ月経過した新人さんによくあったんです。
2、3ヶ月経過し少しずつ指導されたとはいえ、新人さんだから思うように仕事の動きは出来ません。
それはみんな先輩たちはわかってます。
(なかには初めからなんでも器用にこなせる天才もいるかもしれませんが….)
そしてあまり多くのことを求めていないのも事実で、新人さんと一緒に患者さんを受け持っていても
7割方は自身で受け持つ感覚で指導しながら動いています。
ところが医師の新しい指示の受け方と実施、点滴ライン(サーフロー)の差し替え、採血などある程度指導したり経験で何回かやっていることでも
「それってわたしがやるんですかぁ?」
「それは勉強していないし見学しかしていないのでまだできません。」
とか平気で言ってくる子います。なかには受け持ち患者さんにナースコールで呼ばれて
と言われ患者さんやその家族に向かって
「わたし新人なんで他の人におねがいしてください。」
なんていう人もいた。
いやそれはお前がその患者さんのADLや状態を把握できてないだけじゃね〜か!情報収集できてないじゃん!って心の中で叫びました。
こう思うのは絶対やめよう!
- 情報収集できなくてもちょっと大目に見てよ〜
- 新人だから勉強が追いつかなくてもちょっと大目に見てよ〜
- 新人だからすぐに何もできないても大目に見てよ〜
患者さんやその御家族は新人、ベテラン関係なくプロの医療従事者として信頼して見ているし接してきます。
その信頼を低下させるようなことのないように心がけましょう。
まとめ
- 新人さんはまずオリエンテーションからスタート
- その後各部署に配属され先輩ナースのシャドーにつく
- はじめから自分は新人(初心者)だから….という気持ちはNG
- 患者さんとその家族はあなたをプロとして接してくる
- 自分の成長のさまたげになる
「初心者だから今は出来ないの当たり前だよ〜そのうちなんとかなるさ〜」
という考えの人はナースに限らず、社会人として絶対に成長しません!
このセリフは周りの先輩たちが言っていい(思っていい)セリフです。
自分で思っていいことではありません。
そして、2、3ヶ月すると職場の雰囲気に慣れ、業務だけはこなせてくるようになり、気が多少緩んできます。
そこを引き締めてください。
『業務』ができるのと『看護』ができるのは全く違うということを念頭に置いておいてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
新人だろうが国家資格持っているプロという意識を持とう!